弊社の男性育休制度のご紹介(男性社員1名 R5.10~11育休取得)
弊社の男性育休制度の取組状況について
(1)男性の育休取得促進に取り組むきっかけ・背景
令和4年10月に男性育休制度がスタートし、当社でも職場環境を整備する必要があると判断したため。
(2)男性の育休取得促進にかかるこれまでの取組
配偶者の妊娠中に男性社員に育休制度を周知したことがある。ただ、配偶者が里帰り出産だったため、取得申請はなかった。
(3)取得促進にあたっての課題とその解決策、工夫した点
当社は少数精鋭の職場なので、1人欠けると業務が円滑に進まない面がある。そのような状況ではあるが、今回は会社側が積極的に取得を進め、現場に理解を求めた。具体的な対策としては、職場の繁閑状況を見ながら、育休期間の長さやタイミングに配慮してもらうとともに、前もって職場内に育休取得の周知を図るようにした。
(4)取得者がいる職場の業務継続のために取り組んだこと
事前に職場カレンダーに育休スケジュールを記載して他の社員に周知した。
(5)定着に向けて、更に取り組んでいること
今後は、より現場の負荷を軽減するために、一時的な代替要員の確保を行うとともに、社員に対して育休制度の周知や取得の声掛けを進めていく予定。
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1 育休取得期間
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育休取得期間 14日間(令和5年10月~11月)
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2 男性育休の取得について(育休取得者からのメッセージ)
(1)男性育休を取得したきっかけ
里帰り出産をせずに、夫婦で出産後から育てていきたいと考えていた。そんな中、会社から育休の取得を促してもらい、取得するに至った。
(2)男性育休を取得して良かったこと
産まれる前までは子どもにあまり興味が無かったが、育児の大変さを経験するうちに、自分事として考えることができるようになった。また、夫婦で協力し合わないとスムーズに育児ができないということもよくわかった。
(3)男性育休の取得にあたり、円滑に業務を引き継ぐ上で工夫した点
業務の割振りは社長に一任した。自分としては他の社員の方々に「ご迷惑をおかけしますが、宜しくお願いします」と挨拶してけじめをつけた。
(4)男性育休の取得経験を通して業務に生かせていること
育休期間中はタイムスケジュールを作って、夫婦の役割分担を明確にした。職場では個々人で行う仕事が多いが、こういった経験から力を合わせて事に当たることも重要だと認識した。
(5)これから男性育休の取得を検討している方へのアドバイス
育休1週間目は夜泣き対応であまり眠れない日々が続いた。こういった大変な経験を率先して経験した方が育児へのリアルな理解が深まると思うので、積極的な取得をおすすめする。
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